友人が独身時代に、職場でしゃがんで仕事をしていると、
初めて来訪した男性の靴が見えて、その靴を見た時に、
「私、この人と結婚する」
と思ったという人が今のご主人です。
私が、体を触れたり、物に触れることで、
その人の情報をキャッチするのと同じくらいに
靴を履いている人の足は、その人自身を物語ってくれます。
それは、まるでその人の人生を凝縮したようにみえます。
だから電車に乗っている時は、つい人の足をみてしまいます。
色とりどりの花があるように、
一つとして同じものはない、いろいろな貴重な人生があることを思いだします。
人っていいものだなぁ
と思うのです。