足の語るもの

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友人が独身時代に、職場でしゃがんで仕事をしていると、

初めて来訪した男性の靴が見えて、その靴を見た時に、

 

「私、この人と結婚する」

 

と思ったという人が今のご主人です。

 

私が、体を触れたり、物に触れることで、

その人の情報をキャッチするのと同じくらいに

靴を履いている人の足は、その人自身を物語ってくれます。

 

それは、まるでその人の人生を凝縮したようにみえます。

 

だから電車に乗っている時は、つい人の足をみてしまいます。

色とりどりの花があるように、

一つとして同じものはない、いろいろな貴重な人生があることを思いだします。

 

人っていいものだなぁ

と思うのです。

  • 2018 03.31

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