
まるで夕陽をみるように
流れる雲をみるように
そんなふうにみている
いまにして思うと、
この言葉が私と人との関わり方のベースになったのではないかと思うのです。
恋人、家族、友人、そしてクライアントさん、
関わるすべての人にそうでありたいと、
無意識に決めたのかもしれません。
離婚してもなお、仲良しの二人がいて、
彼らは、どんなときも同じように、
同じ視点で世界をみているように思えて、
そのとき、
「どんなふうに彼をみているの?」
と聞きたくなって、唐突に質問した私に、
言葉をえらびながらゆっくりとこたえてくれたのを思い出します。
この言葉は私の深いところにしみこみ、
ことあるたびに思い出すことのひとつです。
いま私はと言えば、まだまだです。
おせっかいにも、
つい、夕陽や雲のしあわせを願ってしまうのです。